西日本シティ銀行カードローン・フリーローン・目的ローンで融資を受ける方法
西日本シティ銀行は福岡県福岡市に本社がある地方銀行です。
大分県、長崎県、佐賀県、宮崎県、熊本県、鹿児島県など九州を中心に店舗を展開しており、九州地方では大手の地方銀行といえます。
西日本シティ銀行のカードローンは、さまざまなラインナップが展開されており、一般向けの基本的なカードローン商品としては「キャッシュエース」があります。
ここでは、西日本シティ銀行の「キャッシュエース」の融資条件や返済方法などをはじめ、その他のカードローンやフリーローン、目的ローンで融資を受ける方法を紹介していきます。
西日本シティ銀行カードローンの概要
西日本シティ銀行が提供しているカードローン商品のメインは「NCB キャッシュエース」になります。
キャッシュエース以外にも、正社員として勤務している女性向けのカードローン「キレイのトビラ」、学生の子供を持つ保護者向けのカードローン「EZ教育カードローン」、学生のためのカードローン「NCB学生奨学ローン」、年収が400万円以上や住宅ローンを利用している方のカードローン「V CLASS」、リバースモーゲージ型のカードローン「NCB リバースモーゲージ 輝く明日へ」といった特色あるカードローン商品があります。
まずは、メインのカードローン商品であるキャッシュエースについて詳しくご紹介していきます。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」融資条件
融資限度額 | 10万円以上300万円以内(10万円単位) |
金利 | 年13.00%~年14.95% |
使い道 | 自由(事業性の資金以外) |
担保・保証人 | 不要 |
キャッシュエースが利用できる人の条件
西日本シティ銀行カードローン「キャッシュエース」を利用できる人の条件は次の条件を全て満たす方となっています。
・営業エリア内に住んでいる
・保証会社の保証が受けられる方
融資限度額が50万円までになりますが、パートやアルバイト、年金生活者、配偶者に収入のある専業主婦の方も申し込みが可能になっています。
ただし、学生でアルバイトをしているという場合は申込みができません。学生の方には西日本シティ銀行の学生向けのカードローンが用意されています。
西日本シティ銀行は、数は少ないですが九州以外にも店舗をもっていますが、東京都内と大阪府内の店舗ではキャッシュエースの取り扱いがありませんので注意が必要です。
保証会社はアコム株式会社またはワイジェイカード株式会社となっています。
キャッシュエースの限度額や金利
10万円以上300万円以内の範囲で10万円単位で借りることが可能です。
とはいえ、収入が少ない方が上限額の300万円を借りることは難しいです。希望額を伝えることはできますが、希望額通り借りられる保証はありません。
正式な契約額は審査後に決定されます。
金利は固定金利となっています。
借入額によって異なりますので下記を参照してください。
借入額 | 金利 |
100万円未満 | 年14.95% |
100万円以上 | 年14.00% |
200万円以上 | 年13.00% |
※金利最終確認日:2019年3月7日
金利は他の銀行カードローンと比べるとやや高めといえます。
キャッシュエースの契約方法
キャッシュエースは、西日本シティ銀行に口座を持っている場合は来店する必要がなくWEBで申し込みを完結させることができます。
口座を持っていない方は、郵送や来店して手続きをする必要があります。
まずは審査の申し込みを行います。パソコンかスマホか電話で申し込むことになります。
その後審査が行われ、審査の結果が通知されます。
そして、WEB契約の場合は申込内容の入力、郵送や来店の場合は申込書に記入をします。
すでに口座を持っている方であれば、WEB完結の方が手間が少なく郵送などでのタイムロスもなくなるのでスムーズです。
キャッシュエースの借入方法
一般的なカードローンは、専用のローンカードが発行されることが多いのですが、キャッシュエースの場合は専用のローンカードは発行されません。
普通預金のキャッシュカードかオールインワンカード(キャッシュカード一体型クレジットカード)で借り入れることができます。
借り入れは、西日本シティ銀行ATMのほか、セブン銀行、ローソン、イーネット、イオン銀行のATM、提携金融機関(全国の銀行、信用金庫等)のATMから可能です。もし、ネットバンキングの契約をしている場合は、ネットバンキングからも可能です。
西日本シティ銀行のATMで借り入れをする場合は、「カードローン」のボタンを押し、「お借入れ」を選んで借りることもできますが、「お引き出し」ボタンを押して普通預金からお金を引き出す手順でお金を引き出し、普通預金残高を差し引いた金額をカードローンからの借り入れという形にすることもできます。
具体的には、10万円の普通預金口座から15万円を引き出したとすると、残高の不足分である5万円分がカードローンからの借り入れということになるということです。
また、クレジットなどの引き落とし前にうっかり入金を忘れていて口座の残高が不足する場合に、不足分だけ自動的にカードローンから借り入れて立て替えくれる「自動立替機能」も利用できます。
一見ありがたい機能にも思えますが、しっかりと通帳を確認しておかないと、残高があると思っていたのに借り入れて引き出したお金だった、実際には口座の残高がマイナスになっていた…ということにもなりかねません。
また、「借り入れ」ではなく「引き出し」からの操作でお金を引き出すと、お金を借りたという感覚が少し薄れ、借り入れ時の心理的なハードルも下がるようにも思えます。
知らない間にお金を借りていた、つい借りすぎてしまった…ということがないように、通帳で口座の残高の確認を定期的に行って、借りる際には計画を立てて借りるようにしたいですね。
キャッシュエースの借入方法は、ここまでで紹介したATMでの借り入れ、ネットバンキングでの借り入れ、自動立て替えでの借り入れの3つになります。
店頭での融資や、振込みによる融資には対応していないとのことでした。
キャッシュエースの返済方法
毎月10日に借り入れ残高に応じた金額が返済用の普通預金口座から自動的に引き落としされます。
カードローンでは、ATMを使って毎月自分で返済手続きをしなくてはならないパターンもありますが、西日本シティ銀行の「キャッシュエース」は口座から勝手に引き落とされるので返済に手間がかからないだけでなく、ついうっかり返済日を忘れてしまうということも防げます。
さきほど、口座に残高がない場合は自動でカードローンから借り入れて立て替えてくれる機能があるとご紹介しましたが、返済の場合については口座に残高がなくてもこの機能は利用できません。毎月10日の返済日に間に合うように口座に入金しておきましょう。
毎月の最少返済義務額は次のとおりです。
返済日前日の借入残高 | 返済額 |
20万円以下 | 5,000円 |
20万円超から50万円以下 | 10,000円 |
50万円超から150万円以下 | 20,000円 |
150万円超から200万円以下 | 30,000円 |
200万円超から300万円以下 | 40,000円 |
10万円の借り入れでも毎月最低5,000円は返済することになるので、少し高いかなという印象があります。
10万円の借り入れであれば最少返済義務額は2,000円、20万円の借り入れでも4,000円というところも少なくないからです。
毎月の返済額が多いと、家計が苦しくなったり、返済を延滞してしまうかもしれないというリスクは考えられます。
その一方で、返済額が多いぶん元本の返済に充てられる部分も多くなり、返済期間を短くできるというメリットもあります。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」で繰り上げ返済は可能?
西日本シティ銀行「キャッシュエース」の場合、毎月返済以外にも、西日本シティ銀行のATMを使って繰り上げ返済を行うことができます。
全額返済も一部返済も可能です。
全額返済の場合は融資残高と利息の全額を返済します。一部返済の場合は元金の部分の返済に充てることになります。
なお、一部のATMでは硬貨の取り扱いがなく千円単位の返済となる場合があります。千円未満の融資残高や利息の部分については翌月の返済日に引き落とされます。
返済に使えるATMは西日本シティ銀行のATMのみとなり、借り入れのときに利用できたコンビニなど他のATMは利用できませんので注意が必要です。
繰り上げ返済を行うメリットとしては、繰り上げ返済として返済するお金については元本部分の返済に全額充てられるという点が最も大きいと思います。
毎月の約定返済だけでは、たとえ同じ金額を返済するにしても、そのお金の一部は利息部分の支払いに充てられ、元本部分の減りが少なくなってしまいます。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」は、繰り上げ返済の手数料は無料とのことでしたので、もし、金銭的に余裕ができたら少額でもよいので繰り上げ返済を行うことをおすすめします。
キャッシュエースは契約時に在籍確認の電話や郵便物はある?
融資を受けることを、職場や家族に内緒にしておきたいという方にとって、在籍確認の電話や自宅への郵便物の有無は気になるところだと思います。
在籍確認の電話や自宅に郵便物が送られてくることはあるのかどうか聞いてみました。
回答としては、どちらも「ある」とのことでした。
申込みや契約書類のやり取りはWEBで完結してローンカード以外に郵便物が届かないカードローンなども存在します。
キャッシュエースは普通預金のキャッシュカードがローンカードとして使えるので、もしかしたらWEB申し込みすれば郵便物が一度も届かなくて済むかもしれない…と一抹ののぞみをかけて「WEB完結の申込み方法でも自宅に郵便物が届くのでしょうか?」とたずねてみましたが、WEB完結の申込み方法であっても自宅には契約書などの郵便物が届くとのことでした。
在籍確認についても必ずあるとのことでしたが、職場に銀行から電話がかかってくると不自然で困るという方は、個人名で在籍確認の電話をしてもらうことは可能との回答でした。
こちらから個人名でかけてもらうようお願いするのを忘れてしまっていて、仮に西日本シティ銀行からと名乗られてしまったとしても、西日本シティ銀行はオールインワンカードというクレジット一体型のキャッシュカードも取り扱っています。
職場の人に在籍確認の電話があったことを言われても、「クレジットカードを作った」などと言えば変に勘ぐられることもないと思います。
即日融資は可能?キャッシュエース申込みから融資までにかかる時間
申し込んでから融資までにかかる時間について問い合わせてみたところ、最短で1週間前後かかるとの回答でした。即日融資は不可ですね。
※即日融資を希望する方は、「即日融資24 TOPページ」をご覧ください・
ただし、具体的なスケジュールについては申込先の店舗に問い合わせてくださいとのことでしたので、店舗によって多少期間が前後することになりそうです。
キャッシュエースの場合、在籍確認や申込確認の電話が必ずかかってきますが、その電話に出なかったり、うまく在籍確認ができなかった場合には手続きに遅れが生じてしまい、通常よりも融資までに時間がかかってしまう可能性もあります。
また、書類に不備があると、書類を作成し直したり提出し直す必要が出てくるので時間のロスになります。
必要な書類は予め揃えて、必要事項の記入時にも漏れや間違いがないようにしましょう。
キャッシュエースの契約に必要な書類
・通帳
・届け印
・本人確認書類
…運転免許証か写真付住民基本台帳カードか個人番号カードでの確認となります。
ただし、どれも持っていない方は、パスポートか健康保険証のどちらかと、現住所が確認できる住民票の写しなどを一緒に提出することで本人確認とすることができます。
・申込金額が50万円を超える場合:収入確認資料
所得証明書か源泉徴収票か住民税課税決定通知書のどれかで確認します。会社代表者の方は所得証明書または住民税課税決定通知書が必要です。
また、個人事業者の方は税務署発行の直近の納税証明書が必要になります。
以上が基本的な必要書類になりますが、専業主婦の方が借りる場合には配偶者と婚姻関係にあることを証明できる資料など、その他にも添付する資料が必要になる場合もあります。
キャッシュエース利用にかかる手数料
西日本シティ銀行「キャッシュエース」の申込みには手数料はかかりませんが、ATMを利用すると手数料が発生する場合があります。
西日本シティ銀行のATMを利用する場合、曜日や時間帯によっては108円~216円の手数料がかかります。
まず、無料で利用できるのは平日の8:45~18:00 です。
これ以外の時間帯では手数料が発生してしまいます。
平日7:00~8:45、平日18:00~21:00、土日祝日8:00~21:00は108円 です。
最も手数料が高いのは、平日21:00~23:00で216円 の手数料が必要です。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」で融資を受けるメリットとデメリット
キャッシュエースの詳細がわかったところで、メリットやデメリットを考えてみました。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」で融資を受けるメリット
パートやアルバイト、専業主婦OK!申込み条件が緩い
まず、明らかなメリットとしては、申し込みできる人の条件が緩いという点です。
新入社員も可能となっていますので、勤続年数に不安のある方でも問題なく申し込みができますし、パートやアルバイト、専業主婦の方も申込み可能になっています。
銀行のカードローンの場合、金利は低くてもパートやアルバイトの方、専業主婦の方は申し込み不可という場合もありますので、そう考えると受け入れる間口が広いカードローンといえるでしょう。
返済が毎月引き落とし
また、返済が毎月引き落としになっているのでうっかり返済し忘れるということがなく、返済にATMまで赴く必要がないこともメリットの一つだと思います。
ただし、繰り上げ返済をする場合は西日本シティ銀行のATMまで赴かなければならないので、繰り上げ返済を考えている方はその点も考慮に入れましょう。
キャッシュカードでお金を借りられる
さらに、小さなことと感じるかもしれませんが、家族に内緒でお金を借りている方にとって専用のローンカードではなく普通預金のキャッシュカードで借り入れができるという点もメリットだと思います。
家族や親しい仲でも財布の中を見たりすることはよっぽどないと思いますが、何かの拍子にカードローン専用のカードが家族に見つかると言い逃れができなくなってしまいます。
万が一財布の中を見られても、普通預金のキャッシュカードであればカードローンでお金を借りているとは思われないはずです。
西日本シティ銀行「キャッシュエース」で融資を受けるデメリット
金利が高め
デメリットとしては、金利が他の銀行カードローンに比べて高いところだと思います。申し込みの条件がゆるやかであることから、金利が高くなることは致し方ない部分もありますが、十分な収入や信用力がある方がわざわざキャッシュエースに申し込むのはもったいないように感じます。
西日本シティ銀行に口座を持っていないと融資を受けれない
また、口座をもっていないと借りることができないという制限がついていることから、すでに西日本シティ銀行以外で自分がメインとして使っている銀行などがある場合は申込みの敷居が高くなります。
自宅に郵便物が届いてしまう
惜しいなと思う点としては、西日本シティ銀行に口座を持っている方であればWEBで申し込みが完結できて専用のローンカードもないのに自宅に郵便物が届いてしまう点です。
契約書などもWEBでダウンロードする形式にして自宅に郵便物が一切届かないようになればメリットとしては大きいと思いますが、現段階では郵便物が届いてしまうので、家族に内緒にしたい方にとっては不都合かもしれません。
ほかに、考えようによってはメリットにもデメリットにもなりうる特徴もあります。
例えば、毎月の最少返済義務額はやや高めに設定されています。
早く返済を終えることができると考えればメリットになりますが、毎月の返済が大変になると考えるとデメリットになってしまいます。
また、自動立て替え機能も、ついうっかり入金し忘れてクレジットカードなどの支払いができなくなってしまうといったことを防げるのはメリットですが、知らず知らずのうちにお金を借りてしまっていたということになればデメリットになってしまいます。
以上をまとめて考えると、西日本シティ銀行カードローン「キャッシュエース」に向いているのは主婦やパート・アルバイト、新入社員など収入や信用力にやや自信がなく、すでに西日本シティ銀行の口座を持っている方だと思います。
収入や信用力にまずまず自信があり、西日本シティ銀行に口座を持っていなくて今後利用する予定がカードローン以外でないという方は、金利がより低いカードローンを探したほうがよいと思います。
参考URL:http://714919.jp/loan/cash_ace/
西日本シティ銀行その他のカードローン
キャッシュエース以外の西日本シティ銀行のカードローンをご紹介していきます。
女性専用カードローン キレイのトビラ
融資限度額 | 10万円以上300万円以内(10万円単位) |
金利 | 年11.00%~年12.95% |
使い道 | 自由(事業性の資金以外) |
担保・保証人 | 不要 |
キレイのトビラは使いみちが自由な女性向けのカードローンです。(ただし、事業用資金としては利用不可)
女性なら誰でも利用できるというわけではないので、女性専用カードローン「キレイのトビラ」を利用できる方の条件をチェックしてみましょう。
・取引店の近くに住んでいるか勤務している方(東京都内・大阪府内の店舗では取扱なし)
・保証会社(九州カード株式会社か九州総合信用株式会社)の保証が受けられる方
キャッシュエースよりも申し込みのハードルが少し高く、パートやアルバイト、専業主婦や年金生活者は申込みができません。
限度額は10万円以上300万円以内で10万円単位で借りられます。
限度額はキャッシュエースと同じですが、金利が異なります。
金利は、借入額によって異なりますので下記を参考にしてください。
※金利最終確認日:2019年3月7日
キャッシュエースの金利と比較すると、低いことがわかります。
10万円など少額の借り入れを考えても、銀行カードローンのなかでも金利が低いほうだと思います。
申込み方法、必要な書類、借入方法、返済方法、最少返済義務額はキャッシュエースと同じですが、もし電話することがあればすべて女性オペレーターが対応してくれます。
さらに、オールインワンカード(キャッシュカード一体型クレジットカード)の年会費が無料になったり、様々なサービスが優待価格で利用できる特典も用意されています。
正社員として働いている女性でカードローンを検討しているのであれば、キャッシュエースよりも、西日本シティ銀行「キレイのトビラ」のほうが金利面でも特典面でもおすすめです。
参考URL:http://714919.jp/loan/kirei_tobira/
NCBカードローン「V CLASS」
融資限度額 | 50万円以上1,000万円以内(10万円単位) |
金利 | 年3.00%~年7.10% |
使い道 | 自由(事業性の資金以外) |
担保・保証人 | 不要 |
V CLASSは一定額以上の所得がある方や住宅ローンを借りている方を対象とした使いみちが自由なカードローンです(ただし、事業用資金としては利用不可)。
利用できる方の条件としては次のすべてを満たす方となります。
・申込時の年齢が満20歳以上満64歳以下の方
・前年度税込年収400万円以上の給与所得者または会社代表者の方
または住宅ローンを契約の方(新規契約する方でもOK)。
・営業エリア内に居住しているか勤めている方
(ただし、東京都内、大阪府内の店舗では取扱いがありません)
・保証会社の保証が受けられる方
保証会社は、九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれかとなっています。
西日本シティ銀行で、他のカードローンを契約している場合は、V CLASSを契約するときに他のカードローンを解約する必要があります。
V CLASSは金利が低いのが魅力的ですが、変動金利が適用されていることに注意してください。
固定金利ではないので、金利の見直し時に金利が上がる可能性もあります。
ただ、現段階の金利を見ると、西日本シティ銀行の他のカードローンよりも低金利で借りることができ、最高金利をキャッシュエースと比較しても半分程度になっているので、多少金利が上がる事態になったとしてもキャッシュエースを利用するよりはお得に借りられます。
限度額は、50万円以上1,000万円以内で10万円単位での借り入れとなっています。
金利は借入額によって異なりますので、下記を参考にしてください。
契約額 | 金利 |
500万円以下 | 7.10% |
500万円超600万円以下 | 6.00% |
600万円超700万円以下 | 5.00% |
700万円超800万円以下 | 4.00% |
800万円超 | 3.00% |
※金利最終確認日:2019年3月7日
月々の最少返済義務額は次のとおりです。
返済日前日の借入残高 | 返済額 |
20万円以下 | 5千円 |
20万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超150万円以下 | 2万円 |
150万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 6万円 |
400万円超500万円以下 | 7万円 |
500万円超600万円以下 | 8万円 |
600万円超700万円以下 | 9万円 |
700万円超800万円以下 | 10万円 |
800万円超900万円以下 | 11万円 |
900万円超1,000万円以下 | 12万円 |
西日本シティ銀行に口座を持っていればWEBで申し込みを完了させることができますし、借り入れもATMや自動立て替えが利用できるというように、申込みや借入の方法、返済方法はキャッシュエースと同じです。
借り入れできる最低額が50万円となっているので、10万円といった少ない金額の融資を希望している方には向いていませんが、限度額も1000万円までとなっているので大きな額をカードローンで借りたいという方には向いていると思います。
ただし、審査も金利や限度額に見合ったものとなるので、キャッシュエースよりも厳しくなるでしょう。
参考URL:http://714919.jp/loan/vclass_card/
NCB EZ教育カードローン
融資限度額 | 10万円以上500万円以内(10万円単位) |
金利 | 年4.8% |
使い道 | 教育資金 |
担保・保証人 | 不要 |
NCB EZ教育カードローンは学生の子どもをもつ保護者向けのカードローンです。
使いみちは教育に関する資金に限定されています。
教育カードローンが利用できる方の条件は次のとおりです。
・保護者の年齢が申込時で満20歳以上かつ満60歳以下を満たしており、安定した収入がある方
・取扱店の営業エリア内に住んでいるか勤務している(東京都内、大阪府内の店舗では取扱いなし)
・保証会社の保証が受けられる方
パートやアルバイト、年金生活者は、西日本シティ銀行「EZ教育カードローン」に申し込むことができません。
保証会社は九州カード株式会社または株式会社オリエントコーポレーションとなっています。
教育カードローンは、契約を終えた後に専用のローンカードが発行されます。
専用のローンカードを使ってATMでお金を引き出すという借入方法です。
限度額は10万円以上500万円以内の範囲で、10万円単位で借りることができます。
金利は変動金利で年4.8%です。(金利最終確認日:2019年3月7日)
在学期間中、限度額の範囲であれば何度でも借りることができ、毎月の返済以外で繰り上げ返済も可能になっています。
毎月の約定返済額は、借入残高によって異なります。 下記を参考にしてください。
返済日前日の借入残高 | 返済額 |
20万円以下 | 5千円 |
20万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超150万円以下 | 2万円 |
150万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 6万円 |
400万円超500万円以下 | 7万円 |
必要書類は、本人確認書類などの他に、在学(予定)の事実が確認できる資料が必要になります。
入学前であれば合格通知書、在学期間中であれば在学証明書や学生証などで対応可能です。
参考URL:http://714919.jp/loan/campus_card/
NCB学生奨学ローン
融資限度額 | 10万円以上100万円以内(10万円単位) |
金利 | 在学期間中:年2.0%(固定金利) 卒業後:短期プライムレート+2.825%(変動金利、2019年3月現在は年4.80%) |
使い道 | 学生生活に必要な資金 |
担保 | 不要 |
保証人 | 必要 |
西日本シティ銀行「NCB学生奨学ローン」は、学生生活に必要な資金を借りられるカードローンです。
さきほど紹介した教育カードローンとは異なり、学生本人が契約できます。
利用の条件を確認してみましょう。
・取扱店の営業エリア内に住んでいる(東京都内、大阪府内の店舗では取扱なし)
・「NCBダイレクト」(ネットバンキング)の契約ができる方
・保証会社(株式会社オリエントコーポレーション)の保証が受けられる方
学生本人が未成年の場合は、親権者の同意が必要になります。また、専門専修学校については学校法人であるか公的機関が運営しているものに限られます。
学生奨学ローンは、連帯保証人を用意する必要があります。
基本的には両親のどちらかに連帯保証人になってもらうことになりますが、連帯保証人が次のような条件を満たす必要があります。
・給与所得者:勤続1年以上、前年度税込年収200万円以上
・会社代表者:勤続2年以上、前年度税込年収200万円以上
・個人事業主:営業2年以上、前年度所得200万円以上
限度額は10万円以上100万円以内と少なめですが、あくまで安定で継続的な収入のない学生が契約するカードローンになりますので妥当な限度額だと思います。
金利は在学期間中と卒業後で異なります。
まず、在学期間中ですが、在学期間は卒業予定年月以降最初に到来する6月または12月の約定日までとみなされます。
この期間であれば年2.0%の固定金利です。(金利最終確認日:2019年3月7日)
卒業後(卒業予定年月以降最初に到来する6月または12月の約定日以降)は変動金利となり、
西日本シティ銀行の短期プライムレート+2.825%の金利です。
現段階では4.80%となっています。(金利最終確認日:2019年3月7日)
借入方法はキャッシュエースと同じく、ATMや自動立て替えでの借り入れとなります。
返済方法も毎月10日に口座から引き落とされるという点は同じなのですが、在学期間中は元本据え置きとなります。
在学期間中は、利息のみの返済となり、元本に充てられる部分はありません。
下記は利息支払い額の一例ですので参考にしてください。
前回約定日から今回約定日前日までの平均残高によって支払う利息が異なります。
10万円 | 167円 |
30万円 | 500円 |
50万円 | 834円 |
100万円 | 1,667円 |
卒業後は利息+元本を返済していきます。
毎月の最少返済義務額は残高によって異なり、他のカードローン商品と同じように月に5千円~2万円を返済していくことなります。
20万円以下 | 5千円 |
20万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 2万円 |
必要書類は、申し込む学生本人のものと連帯保証人になる親のものがそれぞれ必要になります。
両者の書類が揃わないと契約ができませんので早めに準備しましょう。
特に、学生の場合は在学や入学予定であることを証明できる学生証や合格通知証、連帯保証人になる方は実印や印鑑証明、収入を確認できる所得証明や源泉徴収票など、また、申込者と連帯保証人との続柄が確認できる書類も必要になります。
参考URL:http://714919.jp/loan/gakusho/
リバースモーゲージ 輝く明日へ
「NCB リバースモーゲージ 輝く明日へ」は、カードローンとしては珍しいリバースモーゲージタイプです。
リバースモーゲージとは、自宅を担保にしてお金を借り、契約者が存命のうちは、自宅を手放すことなくお金を借りて利息のみを返済し、亡くなったときに自宅を売却することで借入金を返済する方法になります。
「輝く明日へ」は極度枠以内であれば何度でも借りることができ、借りたお金の使いみちは自由なので、趣味や旅行などセカンドライフを楽しむための利用もOKです。
また、急な病気の療養などに保険などで備えがなく、医療ローンなども借りるのが難しい場合の手段としても役立てることができます。
リバースモーゲージの場合、自宅が売れなければならないので、利用できる地域も限られていることが多いです。
「輝く明日へ」が利用できる地域としては、
となっています。
ただし、福岡市、北九州市以外のマンションの場合では、最寄駅(JR・西鉄)から徒歩10分以内の物件が対象となります。
利用するための他の条件としては次のような事項があります。
・自宅に夫婦2人暮らし、または1人暮らしの方
・申込店にて、年金振込または給与振込を利用中か今後利用する方
・日本国籍を有する方
・保証会社(九州総合信用株式会社)の保証が受けられる方
限度額は、戸建て住宅に住んでいるかマンションに住んでいるかによって異なります。
また、 自宅を売却することでお金を返済する仕組みになっているので、借りられる金額は自宅の評価額によります。
マンションに住んでいる場合:
100万円以上3000万円以内でマンション評価額(銀行所定の方法による評価)の50%以内
一度決定した融資極度額がずっと続くというわけではなく、銀行所定の担保評価によって自宅の評価額の見直しが行われて契約極度額を下回る場合は、融資極度額も減額される場合があります。
金利は変動金利になっており、現段階では年3.475%です。(最終金利確認日:2019年3月7日)
担保は、自宅に対して、保証会社が第一順位の根抵当権を設定します。
また、保証人は原則として不要ですが、配偶者は物上保証人(土地や建物に持ち分があり、契約者が亡くなったときに土地や建物を売却して債務を払う)となります。
借入方法は、年齢によって利用できる方法が異なります。
どの年齢の方でも利用できる借入方法としては、取引店舗に来店し、所定の払戻請求書を提出する方法です。75歳以上の方はこの方法しか利用できません。
満74歳以下の方は、専用のローンカードでATMで借入れることも可能です。
返済方法は、契約者が存命中は毎月10日に利息のみ普通預金口座から自動的に返済されます。
元金部分は、原則として自宅の売却代金などで一括返済となりますが、随時、手元にある資金で返済も可能です。
引っ越しなどで自宅を売却する場合は、借入金全額を一括返済しなくてはならないので注意が必要です。
自宅を担保とするローンかつシニア向けのローンなので、必要書類はやや多くなります。
通帳や届け印、本人確認書類、収入が確認できる書類以外にも、住民票および戸籍謄本、年金受給額が確認できる資料、担保とする物件の確認資料(土地・建物の登記事項証明書や公図、前面道路の要約書、建物平面図や設計図)、固定資産税課税明細書または固定資産税評価証明書といった不動産関連の書類が必要になります。
万が一、亡くなったときに自宅の売却代金が借入金を下回ってしまったときも、不足額の請求はされません。また、自宅の売却は西日本シティ銀行が行うので、遺族が自宅の売却の手続きなどに奔走しなくて済みます。
子どもなどに自宅を相続しないと家族みんなが合意しているようであれば問題ありませんが、意見が一致していないようであれば揉めてしまうもとになりかねないので、必ず家族の合意を得て契約するようにしましょう。
参考URL:http://714919.jp/loan/kagayakuashitahe/
西日本シティ銀行のフリーローン
西日本シティ銀行にはカードローン型ではなく、証書貸付型で使いみちが自由なローンもあります。
証書貸付型でお金を借りる場合、希望の借入額を契約後に一括借ります。そして、 返済の最終期限まで分割で返済することになります。
カードローンのように、限度額までなら再申し込みや再審査がなく何度でも借りられるというようなものではありません。
ただし、元利均等返済での返済ができますので、毎月の返済でしっかりと元金を減らしていきたい方にもおすすめです。
また、子育てママ応援特別金利や不動産を担保としたローンなど、カードローンにはない特色のある商品もあります。
EZフリーローン
借入金額 | 10万円以上500万円以内(1万円単位) |
金利 | 年15.0%(固定金利) |
使い道 | 自由(事業性資金・他債務の借換資金以外) |
担保・保証人 | 原則不要 |
EZフリーローンは、西日本シティ銀行の基本的なフリーローンです。事業資金や借り換えには利用できませんが、それ以外であれば用途は自由です。(借り換えを希望する場合は借り換え専用の「おまとめローン」があります。)
申込みが可能なのは次の条件に当てはまる方です。
・営業エリア内に住んでいる方(東京都内・大阪府内は取扱なし)
・保証会社の保証が受けられる方
保証会社は九州カード株式会社または九州総合信用株式会社となっています。
限度額は10万円以上500万円以内の範囲で1万円単位で借り入れることができます。
キャッシュエースと同じく、パートやアルバイトの方、配偶者に収入のある専業主婦の方でも申込みが可能ですが、限度額は50万円までになります。
金利は固定金利で年15%と高めの印象ですが、条件によって最大で2.5%の金利優遇があります。(最終金利確認日:2019年3月7日)
その条件とは、給与振込口座を西日本シティ銀行にもつことと、カードローンを契約することです。
給与振込口座で年2.0%の優遇、カードローンの利用で年0.5%の優遇があります。最大で年2.5%の金利優遇が受けられ、年12.5%の金利まで下げることが可能です。
金利優遇が適用されても、決して低い!お得!といえる金利ではありません。
参考URL:http://714919.jp/loan/ez/
ただしある条件を満たせば、子育てママ応援!特別金利プランを利用することができます。
NCB EZフリーローン(子育てママ応援!特別金利)
通常の「EZフリーローン」の申込み条件に加えて
・オールインワン(クレジット一体型キャッシュカード)を申込むか既に契約中の方
という条件を満たせば、「子育てママ応援!特別金利」というプランが利用できます。
借入金額 | 10万円以上100万円以内(1万円単位) |
金利 | 年9.5%(固定金利) |
使い道 | 自由(事業性資金・他債務の借換資金以外) |
担保・保証人 | 原則不要 |
NCB EZフリーローン(子育てママ応援!特別金利)では、限度額が10万円以上100万円以内となりますが、固定金利で年9.5%まで優遇されます。(最終金利確認日:2019年3月7日)
パートやアルバイト、専業主婦の方も50万円までの限度額であれば申込みは可能になっていますので、2つの条件も満たすようであればEZフリーローンよりもこちらのプランを利用したほうが金利は断然お得になります。
もし、パートやアルバイト、専業主婦ではなく正社員などで働いている方であれば女性専用フリーローンの「キレイのミカタ」がより低い金利で借りられるので、のちほど解説します。
返済は、毎月元利均等返済によって返済します。
返済日は原則として、給料日またはその翌日になりますが、給料日が27日~月末までにある方は1日に返済となります。
6ヶ月ごとのボーナス返済もできますし、繰り上げ返済も無料でできます。
返済期間は6ヶ月以上15年以内の範囲で1ヶ月単位で設定します。
・通帳
・届け印
・本人確認書類
・収入を確認できる資料(申込金額50万円以内の場合は不要)
・母子手帳など条件適用が確認できる資料(子育てママ応援!特別金利プランの場合のみ)
と、キャッシュエース申込時に必要な書類と変わりありません。
フリーローンのほうが用意する書類が多くて面倒くさくなりそうなイメージがある方もいるかもしれませんが、カードローンもフリーローンも書類を用意する手間に差はありません。
申込みも、キャッシュエースと同じく西日本シティ銀行に口座を持っていれば、来店せずにネットで完結させることも可能です。
参考URL: http://714919.jp/loan/ez_kosodate/
NCBフリーローン「キレイのミカタ」
借入金額 | 10万円以上500万円以内(1万円単位) |
金利 | 年8.5% |
使い道 | 自由(事業性資金・他債務の借換資金以外) |
担保・保証人 | 原則不要 |
女性専用カードローン「キレイのトビラ」の証書貸付方式版ともいえる「キレイのミカタ」は、女性専用フリーローンです。
事業資金や借り換え資金以外であれば、使いみちは自由です。
・現住所が営業エリア内にある方(ただし、東京都内、大阪府内の店舗では取扱いなし)
・保証会社(九州カード株式会社・九州総合信用株式会社・株式会社オリエントコーポレーションのいずれか)の保証が受けられる方
が利用可能です。
「キレイのトビラ」と同じく、パートやアルバイト、専業主婦の方の申し込みはできません。
担保や保証人は不要で、10万円以上500万円以内の限度額で、1万年単位で借りられます。
返済期間は6ヶ月以上15年以内(1ヶ月単位)となっています。
金利は保証料込で年8.5%です。(最終金利確認日:2019年3月7日)
「キレイのトビラ」はもちろん、EZフリーローン子育てママ応援特別金利と比べても、「キレイのミカタ」のほうが低い金利で借りることができます。
返済日、返済方法、繰り上げ返済、必要書類、契約がネットで完結することについてはEZフリーローンと同じです。
参考URL:http://714919.jp/loan/ez_kirei/
NCBフリーローン「V CLASS」
借入金額 | 50万円以上500万円以内(1万円単位) |
金利 | 年7.1% |
使い道 | 自由(事業性資金・他債務の借換資金以外) |
担保・保証人 | 原則不要 |
カードローン「V CLASS」の証書貸付版がフリーローンの「V CLASS」というとわかりやすいかと思います。
保証人や担保不要で、使いみちが自由(事業資金や借り換えは除く)なお金を借りることができます。
・前年度税込年収400万円以上の給与所得者または会社代表者の方
または住宅ローンを契約の方(新規契約する方でもOK)。
・営業エリア内に居住している方(東京都内、大阪府内の店舗では取扱いなし)
・保証会社の保証が受けられる方
が申込可能です。
保証会社は、九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれかです。
申し込み条件でカードローンの「V CLASS」と異なるのは、申し込みできる方の年齢制限がフリーローンの「V CLASS」のほうがゆるやかという点です。
限度額は50万円以上500万円以内です。1万円単位で借り入れが可能です。
金利が変動金利で年7.1%ですが 最大で年2.6%の金利優遇を受けることができます。(最終金利確認日:2019年3月7日)
金利優遇を受けるための条件は次のとおりです。
カードローンの契約を行う…年0.5%
最大限に金利の優遇を受けると、年4.5%まで金利がさがります。
変動金利なので固定金利のEZフリーローンと比較するのは違和感があるかもしれませんが、仮に少しだけ金利が上がってしまってもEZフリーローンよりは低い金利で借りられます。
西日本シティ銀行カードローン「V CLASS」と比較してみると、金利優遇を受けるとお得な金利で借りることができますが、金利優遇を受けなければカードローン「V CLASS」と同じ金利なので特別に金利が低いとはいえなくなります。
ただし、毎月の元利均等返済で計画的に元本を減らしていけるというメリットはあります。
返済期間は6ヶ月以上15年以内で1ヶ月単位で設定できます。
返済日、繰り上げ返済、契約がネットで完結する点はEZフリーローンと同じです。
必要書類もEZフリーローンとほぼ同じですが、収入を確認できる資料が追加で必要となります。
参考URL:http://714919.jp/loan/vclass_free/
NCB不動産担保ローン
借入金額 | 50万円以上1億円以内(1万円単位) |
金利 | 金利選択型 |
使い道 | 消費生活資金・他行の不動産担保ローン借換資金 |
担保 | 土地・建物に対して、保証会社が第1順位の抵当権を設定 |
保証人 | 原則不要 |
西日本銀行「NCB不動産担保ローン」は、不動産を担保とした使いみちが自由なローンです。(事業資金など一部使えない使途もあります)
他の銀行の不動産担保ローンの借換資金にも利用可能です。
融資可能な金額が大きく、返済期間も長いのがこのローンの特徴です。
不動産担保ローンを利用できるのは、次の条件を全て満たす方です。
・給与所得者の方:勤続1年以上、前年度税込年収200万円以上
・会社代表者の方:勤続2年以上、前年度税込年収200万円以上
・個人事業者の方:営業2年以上、直近2年間の平均所得200万円以上
・取引店の近くに住んでいるか勤めている方
・保証会社(九州総合信用株式会社)の保証が受けられる方
・団体信用生命保険への加入ができる方
勤続年数や年収に条件がありますが、年収(所得)については不動産を担保とすることもあり「V CLASS」よりゆるやかになっています。
担保とする建物は火災保険に加入しているか、これから加入する必要があります。
借り入れ可能な金額は、50万円以上1億円以内で1万円単位からとなっています。
金利は選択型となっています。
下記の金利は保証料が組み込まれた金利になっていますので、別途保証料を支払う必要はありません。
変動金利 | 3.525% |
2年固定 | 3.30% |
3年固定 | 3.35% |
5年固定 | 3.40% |
10年固定 | 3.50% |
15年固定 | 4.60% |
20年固定 | 5.10% |
最終金利確認日:2019年3月7日
返済期間は1年以上35年以内で1年単位となっています。
返済は毎月元利均等返済となり、6ヶ月ごとのボーナス払いも可能です。
担保は、土地と建物に対して保証会社が第1順位の抵当権を設定します。抵当権の設定には費用がかかりますが、その費用は自分で負担する必要があります。また、事務取扱手数(54000円)も必要になります。
保証人は原則として不要ですが、保証会社が連帯保証人をつけるよう条件をだした場合に必要になることもあります。また、土地と建物に持分のある方や収入合算をされる方は連帯保証人となります。
西日本シティ銀行では、不動産を担保としたローンとしてカードローンタイプのリバースモーゲージ「輝く明日へ」や、のちほど紹介する借り換え専用ローン「おまとめローン(不動産担保型)」があります。
シニアの方は「輝く明日へ」、借り換えを検討している方は「おまとめローン」もチェックしてみてください。
参考URL:http://714919.jp/loan/fudosan_tanpo/
EZ多目的ローン
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
金利 | 4.3% |
使い道 | 下で説明 |
担保・保証人 | 不要 |
フリーローンと目的ローンの中間的なローンです。使いみちが完全に自由というわけではありませんが、様々な目的に利用可能になっています。
申込みから契約まですべてネットで完結させることが前提になっているので、キャッシュカード発行済の普通預金口座を持っている方が対象です。
どのような目的なら利用できるのか確認してみましょう。
次の費用のうち、西日本シティ銀行が直接振り込むことが可能な資金が対象です。
・メモリアル:墓地・墓石・仏具等の購入費用
・メディカル:高額医療の費用
・デンタル:インプラント・矯正、ホワイトニング(審美)費用
・ペット:ペットの購入、トリミング、治療に関する費用
・ロードバイク:ロードバイク・クロスバイクの購入費用、その部品・用品等の購入費用
・カメラ:カメラ・ビデオカメラのご購入費用およびその部品・用品等の購入費用
・楽器・音響機器:楽器や音響機器の購入費用
・鉄道模型:鉄道模型購入費用
・自己啓発:語学・ビジネススクール入学、海外留学等の自己啓発実施費用
・ビューティー:美容器具購入・エステ利用に関する費用
西日本シティ銀行の目的ローンに医療ローンはありませんが、こちらの多目的ローンでカバーすることが可能になっています。
冠婚葬祭のほか、カメラや鉄道模型、楽器、ロードバイクなど趣味性の高いものにも利用可能となっているのがユニークです。
その他に申し込みに必要な条件としては、
・次の県に住んでいる方
福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・山口県・広島県・岡山県
・保証会社の保証が受けられる方
となっています。
保証会社は、九州カード株式会社、九州総合信用株式会社、株式会社オリエントコーポレーションのいずれかとなっています。
EZ多目的ローンでは、パートやアルバイト、専業主婦の方は申込みができません。
また、フリーローンなどとは異なり利用できる県に制限があります。
この点で、申込みができる方が限定されてくるのではないかと思います。
ただ、カードローンやフリーローンの「V CLASS」のように年収の条件がない点については低金利なのに申し込みやすいと考えることもできます。
金利はフリーローンよりも低く、変動金利ではあるものの年4.3%となっています。(最終金利確認日:2019年3月7日)
限度額も10万円から1,000万円まで1万円単位で申込み可能となっており、高額な出費であってもよほど対応できるのではないでしょうか。
申込み条件がクリアできている方で、使いみちが先程紹介したものに当てはまるのであれば、フリーローンよりもお得に利用できると思います。
返済期間は6ヶ月以上10年以内で1ヶ月単位で設定でき、フリーローンと同じく元利均等返済で返済していきます。繰り上げ返済も手数料無料で行うことができます。
必要な書類としては、
・本人確認資料
・収入確認資料(申込金額300万円超の場合)
となっています。
EZ多目的ローンは、ネットで手続を完結させるので、必要書類は申込画面にアップロードすることになります。
デジカメや携帯電話で内容がはっきりわかるように撮影してあらかじめ保存しておくと申込みがスムーズです。
画像が暗かったり、影になっていたり、ピントが合っていなかったり、画面から一部が出てしまっているなど、内容の確認がとりにくい画像だと、再アップロードをすることになる可能性もあります。
ファイルサイズは5MB以内で、形式はJPGかPNGでなくてはならない点も頭に入れておきましょう。
参考URL:http://714919.jp/loan/webkanketsu/shosai_tamokuteki.html
西日本シティ銀行の教育ローン
西日本シティ銀行では、教育カードローンだけでなく、証書貸付方式での教育ローンもあります。借り入れしたい金額が決まっている方や、元利均等返済で返していきたい方におすすめです。
また、教育ローンには珍しい医師限定の教育ローンも取り扱っています。
EZ教育ローン
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
金利 | 変動金利:年2.4% 固定金利:年2.9% |
使い道 | 入学金、授業料、下宿代等の中学・高校・短大・大学・専門専修学校・予備校の費用 |
担保・保証人 | 原則不要 |
中学・高校・短大・大学・専門専修学校・予備校の費用で、西日本シティ銀行から直接振込みが可能な資金が対象の教育ローンです。
入学金、授業料など学校に納付を要する資金や下宿代(1年分まで)のほか、返済中の教育ローンの借換にも利用可能です。
西日本シティ銀行から直接振り込まれるので、自分の手元にお金が入ることはありません。
電車やバスなど公共交通機関で通学する際の交通費や、自分で購入する書籍代といったものに使うことができない点に注意しましょう。
利用可能な使途がわかったところで、EZ教育ローンが利用できる方の条件を確認してみましょう。
・申込時の年齢が満20歳以上満75歳未満で、完済時の年齢が満76歳未満の安定した収入がある方
・営業エリア内に住んでいる方(東京都、大阪府は除く)
・保証会社(九州カード株式会社または株式会社オリエントコーポレーション)の保証が受けられる方
以上の方が申込可能です。パートやアルバイト、専業主婦の方の申込みは不可となっています。
限度額は10万円以上1000万円以内で1万円単位で借入可能です。
ただし、500万円を超える場合は、使いみちが医学部・歯学部・薬学部に入学または在学する費用である場合に限られます。
返済方法は元利均等返済で、手数料無料で繰り上げ返済も可能です。
返済期間は6ヶ月以上10年以内で1ヶ月単位となっています。
在学期間中(最長4年9ヶ月。ただし、医学部・歯学部・薬学部は最長6年9ヶ月)は元金を据え置き、利息だけ返済することもできます。
金利は固定金利と変動金利があり、次のとおりです。
変動金利:年2.4%
※金利最終確認日:2019年3月7日
さらに、
カードローンの契約で年0.1%
オールインワン(クレジット一体型キャッシュカード)契約で年0.1%
NCBダイレクト(ネットバンキング)契約で年0.1%
と、最大0.7%の金利優遇を受けることができます。
金利優遇を最大限に受けると、
変動金利:年1.7%
まで下がります。
変動金利でも年2.0%を下回るとかなり安いという印象を受けますね。しかし、EZ教育ローンは保証料が込みの教育ローンではありません。
別で保証料を払う必要があります。保証料の支払い方は、毎月分割で支払うか一括で支払うか、どちらかになります。
保証料を毎月分割で払う場合は、金利を年0.9%上乗せすることなります。
金利優遇適用前で年0.9%上乗せすると
変動金利:年3.3%
となり、驚くほど低金利というわけではありません。
保証料を一括で払う場合は、保証会社所定の料金を別途払うことになります。
例えば、借入金額1,000万円で返済期間が3年の契約の保証料として15,000円を払い、金利は上乗せなしになります。
必要な書類は
・届け印
・本人確認資料
・収入確認資料(申込金額300万円超の場合)
のほかに
・使途の証明書:授業料の納付書や現在の借入金残高が表示された資料など
・在学(予定)が確認できる資料:合格通知書、在学証明書や学生証など
が必要になります。
参考URL:http://714919.jp/loan/campus/
医師限定特別ローンDOCTOR教育ローン
医学部に在学または進学を予定する子どものいる医師の方で満65歳以下の方が対象の教育ローンです。(その他に西日本シティ銀行所定の条件があるため、詳細は担当者へご相談ください。)
金利は公開されていませんが、通常の教育ローンよりも優遇された金利で借りることができ、10万円から最大2000万円まで借り入れが可能という点が大きな特徴です。
返済期間が15年と長く、申込金額が1,000万円以内なら、在学期間中(最長6年間)の元金据え置きが可能なほか、借り換えにも利用できます。
原則として保証人も担保も不要ですが、1000万円を超える場合は配偶者が連帯保証人になるよう求められる場合もあります。
契約者が医師かつ子どもも医学部に進学・在学という限られた条件がつきますが、当てはまる方は担当者に相談してみて損はないと思います。東京都・大阪府を除く店舗で取り扱われています。
参考URL:http://714919.jp/loan/doctor/
西日本シティ銀行のマイカーローン
西日本シティ銀行では、通常のマイカーローンと残価設定型のマイカーローンがあります。車に関わる費用を借りるのであればカードローンよりも金利が低いのでおすすめです。
EZマイカーローン
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
金利 | 変動金利:年2.4% 固定金利:年2.9% |
担保・保証人 | 原則不要 |
EZマイカーローンは、車の購入資金で西日本シティ銀行から直接振込みが可能な資金に利用することができます。
申込時の年齢が満20歳以上満74歳以下で、完済時の年齢が満75歳以下の安定した収入がある方で保証会社(九州カード株式会社または株式会社オリエントコーポレーション)の保証が受けられる方が申込可能です。
パートやアルバイト、専業主婦の方は申込みができません。
窓口やWEBで契約が可能になっていますが、WEBからのほうが断然お得です。なぜなら、WEBで手続きをするだけで窓口で手続をしたときの最優遇金利で借りることができるからです。
ただし、WEB契約ができるのは、西日本シティ銀行にキャッシュカード発行済の普通預金口座を持っていて、福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県・鹿児島県・山口県・広島県・岡山県に住んでいるという条件を満たす必要があります。
ただし、使途によっては窓口のみで契約可能なものもあります。
例えば、マイカーローンの借換や船舶購入資金に使いたいという場合はWEBでは契約ができません。
限度額は10万円以上1000万円以内で1万年単位から借りることができます。
担保や保証人は原則として不要です。
金利は、変動金利で保証料は金利に込まれています。窓口の場合、年3.3%です。(最終金利確認日:2019年3月7日)
オールインワン契約で年0.1%
カードローン契約で年0.1%
NCBダイレクト契約で年0.1%
の優遇を受けることができ、最大年0.7%の優遇となります。
WEB契約の場合、無条件で再優遇金利の年2.6%が金利となります。
固定金利を希望する方は、年0.5%上乗せすることで可能になっています。
返済期間は6ヶ月以上10年以内で1ヶ月単位で設定可能です。
返済日などはフリーローンなどと同様で、繰り上げ返済も手数料無料でできるようになっています。
必要書類は、
・本人確認資料
・収入確認書類(申込金額300万円超の場合)
・見積書など使途を確認できる書類
・振込先と振込金額がわかる書類
WEBで契約をする場合は書類をアップロードをすることになります。アップロード時の注意についてはEZ多目的ローンの章を参考にしてください。
参考URL:http://714919.jp/loan/mycar/
EZマイカーローン残価設定型
借入金額 | 10万円以上1,000万円以内(1万円単位) |
金利 | 変動金利:年2.4% 固定金利:年2.9% |
担保・保証人 | 原則不要 |
残価設定型のマイカーローンは、車の価格の一部をあらかじめ残価として据え置き、残りの金額を分割払いしていきます。
据置期間は3年か5年のいずれかを選ぶことができます。
3年または5年後、その車を使い続ける場合は据え置いた残価部分を支払っていくか車を売却して据え置いた残価の返済に充てることもできます。
ただし、最初に設定した残価は据え置き期間後に売却する場合の価格を保証するものではなく、売却して得られる金額が設定した残価より少なくなる場合もあります。
そのときは、車を売却しても不足した額については支払う必要がありますので注意が必要です。
残価設定型を利用するメリットとしては、月々の返済額を抑えられるという点が挙げられます。
参考URL:http://714919.jp/loan/mycar_zanka/
西日本シティ銀行のおまとめローン
他で借りているお金の返済をまとめたい方のためのローンです。
おまとめローン
借入金額 | 10万円以上500万円以内 |
金利 | 年4.5%~年15.0%(固定金利) |
担保・保証人 | 原則不要 |
西日本銀行のおまとめローンは、無担保で利用することが可能です。
10万円以上50万円以内の範囲で1万円単位から借り入れることが可能です。
ちなみに、パートやアルバイト、配偶者に収入のある方も50万円までなら申込みが可能になっています。
返済期間は6ヶ月以上15年以内で1ヶ月単位から設定可能です。
返済日は給料日か給料日の翌日になりますが、給料日が27日から月末の間にある方は1日が返済日となります。
毎月、元利均等返済で返済していきます。
繰り上げ返済も無料で行うことができますし、6ヶ月毎のボーナス払いも可能です。
お申込み時必要な書類などは、
・お届け印
・本人確認資料
・収入を確認できる資料(申込金額50万円以内の場合は不要)
・返済される借入金の現在残高が表示された資料
(返済予定明細表・残高証明書など)
です。
キャッシュエースなどの借り入れに必要な書類とほとんど変わりありませんが、おまとめローンという目的ローンになるので返済予定証明や残高証明書などが必要になります。
参考URL:http://714919.jp/loan/omatome/
おまとめローン不動産担保型
借入金額 | 200万円以上1,500万円以内 |
金利 | 変動金利:年6.80%、年9.00% 固定金利:年12.00%、年14.50% 上記のいずれかに決定 |
保証人 | 原則不要 |
担保 | 土地・建物 |
さきほどご紹介したおまとめローンは無担保で利用できましたが、こちらは不動産を担保としたローンになります。
より高額な融資が必要な方向けのおまとめローンとなっており、200万円以上1500万円以の範囲で1万円単位で借り入れが可能です。
また、借り入れ金額が大きいこともあり、返済期間は最長で20年以内となっています。
不動産を担保にするとはいえ、融資可能額が多くなりますので申込可能な条件もやや厳しくなってきます。
返済期間は5年以上20年以内で1ヶ月単位から設定可能です。
担保は土地や建物といった不動産になります。建物に対しての火災保険に加入している必要があり、未加入の場合は新たに火災保険に加入することになります。
保証人は原則として不要です。ただし、土地・建物に持分のある方や収入合算をされる方(おもに配偶者など)は保証人となります。また、保証会社が連帯保証人をつけることを条件とした場合は、連帯保証人を用意する必要があります。
無担保のおまとめローンと同じく繰り上げ返済の手数料は無料ですが、不動産担保型のおまとめローンでは契約時の手数料(保証会社に支払う手数料)として27,000円必要になります。
融資金が借り入れているところに振り込まれることや、返済日や元利均等返済による返済である点は無担保のおまとめローンと変わりありません。
手数料や手間はかかってしまいますが、無担保のおまとめローンよりも借りられる金額や返済期間が大きくとってあるのが特徴といえそうです。