キャレントで即日融資 審査申込み~借入までの流れ
インターネット専業の貸金業者キャレントは、比較的新しい消費者金融会社になるため、まだ知名度は高くはありませんが、日本全国への振り込み融資が可能となっているので、どこにお住いの方でも借入ができる点は嬉しいですね。
ここでは、キャレントの金利、限度額、借入方法、返済方法、即日融資は可能なのか?担保・保証人は必要なのか?など、利用条件などを解説します。
キャレントってどんな消費者金融会社?
キャレントは、平成15年11月に設立された比較的歴史の浅い貸金業者になります。
知名度も低いため「キャレント」という名前を知らない方も多いかと思いますが、貸金業登録も行っている正規の貸金業者です。
また2017年には貸金業協会へ加入もしているため、より信頼度も上がりました。
ただし、サービス名と運営会社名が違っているため、注意が必要です。
大手の消費者金融であるアコムやアイフルなどは、サービス名と運営会社名が一緒になっているため、わかりやすいですし、貸金業登録をしているかどうかを調べる際も「アコム」や「アイフル」で検索するとわかりますね。
しかし「キャレント」の場合、運営している会社は「株式会社 IPG ファイナンシャル ソリューションズ」で、そのサービス名が「キャレント」となるのです。
そのため、貸金業登録検索をする際は「キャレント」で可能ではありますが、ページを開くと運営会社の名称は「株式会社 IPG ファイナンシャル ソリューションズ」となっているため「キャレントは本当に正規の貸金会社?」と不安になる方もいるようです。
しかし闇金ではないので、安心して借り入れすることができます。
キャレントの主な特徴は次の4点です。
・店舗を持たないインターネット専業の消費者金融
・来店不要でインターネットから24時間365日申し込み可能
・スピード審査!即日融資も可能
・日本全国振込融資対応
キャレントは中小の消費者金融となるため、大手の様な自動契約機やATMを持っていません。実店舗もないため、来店や電話による申し込みや融資、相談などもできません。
こう考えると、大手消費者金融よりやはり劣る点が目立ってしまいますが、キャレントでは「スピード審査」に力を入れています。
中小の消費者金融では、「即日融資可能」とはしているものの実際には審査に数日~1週間程度かかってしまうというのが実際のところですが、キャレントはどの様な方に対しても、申し込んだその日のうちに回答できるよう、スピード感のある審査を心掛けています。
他からお金を借りることができなかった方、即日融資を希望する方にとって、キャレントは救世主となってくれるかもしれませんね。
自営業者への融資も行っているため、他からは借りづらい個人事業主の方にとっても利用しやすい消費者金融会社となってくれることでしょう。
キャレント基本情報
では、キャレントの基本的な情報を見ていきましょう。
金利 | 7.8%~18.0% |
限度額 | 1万円~500万円 |
申込み資格 | ・20歳以上で安定した収入がある方 ・設立1年以上の法人の方 ・キャレントの利用が初めての方 |
担保 | 不要 |
保証人 | 不要 |
即日融資 | 可能 |
審査時間 | 1時間~2時間程度 |
貸金業登録番号 | 東京都知事(3)第31399号 |
日本貸金業協会 | 第006016号 |
キャレントは即日融資可能?
キャレントは即日融資は可能です。
ただし、融資方法は「振り込み」のみとなります。そのため、銀行の窓口が開いている間に振り込み手続きを済ませないと、即日融資が不可となってしまいます。
キャレントでは、即日融資の条件として「平日の14時までに全ての手続きが完了していること」と、定めています。
ただし、審査の際には以下のような時間がかかってしまいます。
・審査に1時間~2時間程度
・審査結果の連絡の際の電話説明で数分~数十分
・必要書類の提出に数分~数十分
・必要書類の確認作業に1時間程度
キャレントでは、申し込んだ方それぞれに対して慎重な審査を行うため、「必ずどれくらいの時間がかかる」と一概には言えないのですが、人によっては2時間以上かかってしまうこともあります。
また、審査結果の連絡が電話で来た場合、その場で今後の手続きや契約、必要書類等についての重要な説明があると、その分の時間もかかりますね。
さらに、必要書類を提出する方法は「郵送」か「FAX」のみとなります。
大手消費者金融のように、スマホから画像をアップロードしたり、メールで送信することができません。
もし自宅にFAXがない場合は、FAXのある場所まで行かなければなりませんね。提出した後は、キャレントでの必要書類の確認作業に1時間程度かかると言われています。
この様な一連の流れに必要な時間を考慮すると、申し込んでから融資までに4時間弱かかる計算になります。
そのため、即日融資の為に14時までに全ての手続きを完了させるには、遅くても午前10時までに申し込みをしなければなりませんね。
もちろん、もっと早い段階で審査が完了する方も沢山いますが、4時間以上かかってしまう場合もあるため、即日融資を希望している場合は、可能な限り早い時間に申し込んでおいた方が安全でしょう。
もしくは、申し込みは24時間可能なので、前日の夜のうちに申し込みを済ませておくといいかもしれませんね。
キャレント 申込み~借入までの流れ
キャレントの申し込みから借り入れまでの流れは、以下のようになっています。
②審査
③入力したメールアドレスへ審査結果の連絡が来る(電話が来る場合もあります)
④必要書類を郵送かFAXで提出
⑤契約
⑥振り込み依頼
⑦振り込み融資
①キャレントへ申し込み
キャレントは、インターネット専業の消費者金融なので、申し込みはインターネットのみとなります。24時間365日申し込み可能なので、自分の都合の良い時間帯に申し込み手続きができますね。
ホームページの「お申し込み」をクリックし、必要事項を入力して申し込みしましょう。入力内容は、氏名、借入希望額、利用目的、メールアドレス、連絡先、勤務先情報など簡単なものばかりなので、10分程度あれば完了します。
②キャレントの審査開始
申し込みを済ませると、キャレントの審査が開始されます。審査にかかる時間は1時間程度と言われていますが、審査状況によっては2時間程度やそれ以上かかることもあります。
③審査結果の連絡
審査が完了するとキャレントから連絡が来ます。申し込み時に入力したメールアドレスや電話番号へ連絡が来るので、審査が終了するまで待ちましょう。
審査結果の連絡と同時に、契約や利用に関しての重要な説明などもあります。
④必要書類提出、契約
審査結果の連絡時に受けた指示に従って、必要書類をFAXで送信します。(郵送で提出も可能ですが、郵送すると数日かかるため即日融資不可です)
必要書類を提出すると、その内容確認にも1時間程度かかってしまいます。
⑤融資開始
契約内容に不備がなく、必要書類も確認できた場合、融資となります。あらかじめ指定しておいた口座へお金が振り込まれます。
ただし、その日の14時までに振り込みの手続きまでが完了していないと即日融資はできません。
キャレント 審査の申込み方法
申し込み方法はインターネットからのみとなります。
24時間365日申し込み可能ですし、自宅に居ながら手続きができるため便利ではありますが、大手の消費者金融のように、自動契約機やスマホアプリなどを利用した便利な申し込み方法は用意されていません。
また店舗がないため、来店で相談しながら申し込みをしたり、電話で問い合わせたついでにそのまま申し込みをするということもできません。
審査時に必要な書類
会社員やパートアルバイトの場合、必要な書類は以下の2点になります。
②収入証明書(直近の源泉徴収票、確定申告書、給与明細+賞与明細書など)
いずれも直近のものを用意しておきましょう。
ただし収入証明書については、基本的には50万円以上の借り入れや、他社との借り入れ合計額が100万円以上の場合のみ必要となります。
審査状況によっては提出を求められることもあるため、収入が不安定だったり延滞履歴があるなど、不安要素が多い方は先に用意しておいたほうが安心かもしれませんね。
突然「収入証明書を提出してください」と言われてから慌てて準備したのでは、その日のうちの融資が難しくなってしまうかもしれません。自分の置かれている状況を考えたうえで準備できることはしておいた方が、スピーディーな手続きとなるでしょう。
また、自営業・法人を営む方の場合は以下のような書類も必要になることがあります。
②収入証明書(直近1期分の確定申告書、青色申告決算書の写し、直近1期分の収支内訳書など)
キャレント 借入方法
借り入れ方法は振り込みのみとなります。
審査によって決められた利用限度額の範囲内であれば何度でも利用可能になっているので、必要な時に振り込みの依頼をしましょう。
もし利用限度額の増額を希望する場合は、申請すると再度審査を行ってもらうことができます。ただし、信用性が高くないと増額は難しいため、まずは確実な返済を継続し、信頼関係を築いておくようにしましょう。
キャレント 返済方法
キャレントの支払い日は、都合の良い日を自由に設定することができます。
支払い日を決めると、その支払い日までの10日間が返済期間となります。(例:20日が支払い日の場合、10日~20日までが支払い期間)
返済方法は次の2通りとなります。
①振り込みで返済
支払い期間中に、キャレントから指定された口座へ返済分を振り込みます。振込手数料は自己負担となります。
②振替で返済
三菱東京UFJ銀行に口座がある方は、口座からの振替返済が可能となります。銀行は限定されてしまいますが、口座振替が可能となる中小の消費者金融は少ないため、嬉しいですね。
振替の場合は、入金さえしておけば返済期日を忘れてしまう危険性がありませんし、振り込み手数料が不要なのでお得です。
キャレントでお金を借りるメリット・デメリット
キャレントでお金を借りるメリット
①柔軟な審査
キャレントは、他社で借り入れが多い方や延滞履歴のある方、自営業の方など、他社から借りにくい状況の方でも申し込み可能となっています。
大手消費者金融よりは利便性の点で残念な部分が多いのですが、その分審査に柔軟性があるため、他からお金を借りることができない方にとっては助かりますね。
②来店不要
来店することで、担当者に相談や質問をしながら申し込み手続きができるというメリットはありますが、お金を借りる際は対面式だと困るという方も多いのではないでしょうか。
銀行のカードローンとは違い、消費者金融からお金を借りる場合は、なるべく顔を合わせずに、誰にも知られずに借りてしまいたいものですね。
こんな時、来店不要で、自宅に居ながら手続きを進めることができるととても便利です。
キャレントの場合は、自宅でインターネットを利用した申し込みになりますし、店舗を持たない会社になるため、来店する必要がありません。
早朝や深夜など、どこの消費者金融も閉まっているような時間帯にしか申し込み手続きができない場合でも、キャレントなら24時間申し込み可能なので安心ですね。
③全国対応
キャレントは日本全国への振り込み融資を行っています。地域を限定した融資ではないため、どこに住んでいても利用可能なのは嬉しいですね。
キャレントでお金を借りるデメリット
①専業主婦不可
キャレントでも専業主婦への融資は行っていません。貸金業法に基づいて営業を行っている消費者金融は、貸金業法の中の総量規制の対象となってしまうからです。
総量規制では、年収の3分の1を超えた借り入れはできないと定めているため、年収のない専業主婦は消費者金融から借り入れすることができません。
②在籍確認がある
こちらも、キャレントに限ったことではありませんが、審査の際に在籍確認が行われます。
申し込みは24時間365日可能ではありますが、在籍確認も申し込んだその日のうちに行われ、在籍確認が取れ次第融資となるため、勤務先がお休みの時に申し込みをすると即日融資が難しくなります。
③知名度が低い
大手消費者金融のように大々的なコマーシャルをしていませんし、公式サイトも控え目な雰囲気となっています。また、店舗を持たず、インターネット専門業者となっていることで、店舗や看板などを街中で見かけることもありません。
そのため、あまり多くの方の目に留まりづらい状態となっています。
歴史も浅いことで、知名度は低いと言えるでしょう。そのため、「大丈夫かな」「利用するのが恐い」と感じる方も多いかもしれませんね。
ただし、貸金業登録を行っている正規の会社になりますし、2017年には貸金業協会員にもなりました。
闇金とは違い、貸金業法に基づいた営業もきちんと行っているので、安心して利用することができる消費者金融会社です。
④カードローンではない
キャレントの融資は、大手のようにカードを発行し、カードを使ってATMから自由に引き出すというカードローンとは違います。
また、最近人気が出ている「セブン銀行からスマホを使ってカードレスで出金」という便利な借り入れ方法も、もちろん不可となっています。
⑤借り入れ方法は振り込みのみ
借り入れするには、振り込みを利用するしかありません。
大手では、振り込みはもちろんのこと、店頭窓口から借り入れや、提携のコンビニATMからの出金など、様々な借り入れ方法が用意されていますが、キャレントでは借り入れ方法が1つだけです。
⑥必要書類提出方法も不便
メールやインターネットから必要書類を送信することができません。
提出方法は、郵送かFAXのみです。
郵送だと日数がかかってしまいますし、自宅にFAXがない場合はFAXのあるところまで行かなければならないので、不便ですね。
キャレントで即日融資「まとめ」
消費者金融キャレントについては、まだ知名度が低いことで情報がとても少なくなっています。
また、様々なうわさが広がっていて、「誰でも貸してくれる」という方もいれば、「闇金に近い会社だからやめた方がいい」「貸す気がない会社」などという声もあり、人によってキャレントに対する感想が全く違っています。
確認のために電話をかけてみたのですが、電話番号は会員専用となっているためか、繋がりませんでした。
貸金業登録もしていますし、公式サイトを見ても特に不安な要素はないのですが、実際に借りてみないとわからない部分が多いというのが実際のところです。
サービス内容としては中小の消費者金融の中では充実している方だと思うのですが、やはり中小ですので、一番最初に申し込むべき会社ではありませんね。
まずは銀行、大手消費者金融という順番で検討し、どうしてもお金を借りる場所がないというときにキャレントへの申し込みを検討してみると良いでしょう。