イオン銀行カードローンで融資を受ける方法
イオン銀行のローン商品一覧とカードローンから融資を受ける方法について紹介します。ほかの金融機関と比較して目立った特徴や、イオン銀行カードローンで融資を受けるメリット、デメリットについても確認していきましょう。
イオン銀行カードローン基本情報
カードローンとは、限度額の範囲なら好きな金額を何度でも出し入れできるローン商品のことをいいます。
イオン銀行の普通預金口座がなくても利用でき、生活費やレジャー費用、冠婚葬祭に関わる出費まで、ビジネスにかかる資金以外なら使途自由。イオン銀行の扱っているローンの中では、カジュアルな商品にあたります。
限度額 | 10万円~800万円 ※10万円単位。本人に収入がない専業主婦は50万円が上限 |
資金使途 | 事業性資金を除き自由 |
貸付利率 | 変動金利 年3.8%~13.8% |
契約期間 | 1年ごとの自動更新 |
担保・保証人 | 不要 ※イオンクレジットサービスまたはオリックス・クレジットが保証 |
遅延損害金 | 年14.5% |
イオン銀行カードローン 利用資格
イオン銀行カードローンは、以下の条件すべてを満たす人だけが利用できます。年齢や安定的な収入など一般的な条件だけで、とくに厳しい内容ではありません。
2.本人に安定的かつ継続的な収入の見込みがあること
3.イオンクレジットサービスまたはオリックス・クレジットの保証を受けられること
4.日本に居住していること。外国籍の人は永住許可が必要。
専業主婦だけは、配偶者に安定的な収入があれば融資申込み可能ですが、安定的な収入があっても、学生は対象外。パート、アルバイト、契約社員は、安定的なシフトで勤務していて、毎月同じくらいの収入を得ていることがイオン銀行カードローンの条件です。
フリーローン(イオンアシストプラン)との違いは?
イオン銀行では、カードローンとよく似た商品「フリーローン(イオンアシストプラン)」を扱っています。事業性資金を除く自由な用途に活用できて、年3.8%~13.5%と金利水準も同じくらい。
どちらのローンに申込めばよいのか、迷ってしまう人もいるはずです。大前提として、カードローンはイオン銀行の口座不要・フリーローンは口座が必要。
イオン銀行の口座がない状態でフリーローンの申込をした場合、融資実行までに手続きを終わらせる必要があります。そのほかの違いは、以下の表を参照ください。
イオン銀行カードローンとフリーローン(イオンアシストプラン)の比較
カードローン | フリーローン(イオンアシストプラン) | |
特徴 | 審査で決定されるのは限度額。 限度額を超えない範囲なら好きな金額を好きなときに借りられる。 |
審査で決定されるのは融資額。決定した融資額が初回にすべて入金されて、 されて、コツコツ返済を行うだけ。 |
契約について | 1年ごとの自動更新。契約期間中はいつでも新規借入可能。 | 完済したら契約終了。再び融資を受けるためには新規申込・審査・契約が必要。 |
借入可能額 | 10万円~800万円 | 10万円~700万円 |
返済方法 | 残高スライド方式。借入残高に応じて指定された金額をATMから入金する。 | 元利均等返済。借入金額・返済期間に応じた金額を口座から引落し返済。ボーナス月の増額・繰上げ返済も可能。 |
担保・保証人 | 不要 | 不要 |
専業主婦(夫) | 契約可能 | 契約不可 |
年収基準 | なし | 税込年収200万円以上が原則 |
事務手数料 | 無料 | 契約1件につき2,700円 |
こんな人におすすめ! | ・お金が必要なときに備えて借入枠をもらっておきたい。 ・お金があると使ってしまうタイプ。少額ずつを好きなときに借入したい。 ・専業主婦でも使えるローンを探している。 ・実家暮らしなので、月10万〜15万円くらいのパート収入で生活している。 |
・医療費や子供の教育費、家賃の支払いなど一時的に出費がかさむので、100万円くらい貸してほしい。 ・できるだけ借金は避けたい。借入は今回の1回限り出終わらせたい。 ・お金が必要なタイミングまで1ヶ月くらいの余裕がある。 ・審査スピードより借入条件を重視する。多少時間がかかっても、少しでも有利な条件でお金を借りたい。 |
目的型ローンとの使い分けは?
イオン銀行は、使途限定・目的型ローンの扱いが豊富な金融機関です。お金を使う目的がはっきりと決まっている場合には、目的型ローンがよいでしょう。目的型ローンの代表的な商品は、以下のようになっていました。
イオン銀行の自動車ローン
新車・中古車の購入やカーナビ、ドライブレコーダー設置など、自動車に関することをサポートするイオン銀行の目的型ローン。免許取得やマイカーの修理、保険料の支払いといった間接的な費用にも活用できます。
教育ローン(イオンアシストプラン・目的型)
インターネット経由で申込できるタイプの教育ローン。受験費用や入学費、授業料など、教育関連の出費をトータルサポート可能です。
イオン銀行の店舗もしくは郵送で申込しても構わないなら、もっと有利な教育ローンを検討できます。融資までにかかる期間が長くなる・領収書の提出義務など制限事項が増える代わりに、さらに低金利が適用される商品です。
イオン銀行 輝く女性サポートローン
資格取得を目指したスクール通い、趣味の勉強など、より輝く女性になるための必要資金を貸してくれるのがイオン銀行「輝く女性サポートローン」。エステやネイルサロンといった美容目的にも活用でき、活用用途は多彩です。「働く女性」の範囲には、アルバイトや契約社員も含まれます。
イオン銀行のペットローン
ペットの購入費用や医療費、食費などにかかるお金を借りることができるのがイオン銀行の「ペットローン」です。犬や猫だけでなく、うさぎなどの小動物もペットの範囲に含まれます。ペットを家族の一員と考えてケアすると、かなりの費用がかかるもの。交通事故や病気など、高額な医療費が必要になったときにも助かります。
上記のほか、サブカルローン・自転車ローン・デンタルローン・リフォームローンなど、イオン銀行にはいろいろなローンがそろっています。資金使途を制限することにより、年3.8%~8.8%と有利な条件でお金を借りることができます。「○○に使うお金を借入しよう」と決まっている場合には有効な選択肢と考えられます。
すべてのローンに共通して、知っておきたい注意点は、申込後の使途変更はできないことです。輝く女性サポートローンで借りたお金を子供の習い事にも使う、といった活用法はルール違反にあたります。
複数用途に使う可能性がある借入ならフリーローンを検討する・そもそも借りるか分からないけど念のためといったことならカードローン、といった用途別の使い分けが大切です。
イオン銀行カードローンは即日融資を受けられる?
イオン銀行カードローンは、年中無休で審査対応しています。それでも、その日のうちに結果を受け取ることができるわけではなく、即日融資は受けられません。
ローンカードの受取までにかかる時間は、最短でも5日です。イオン銀行普通預金口座がない人は、カードの到着後でないと借入ができません。
どうしても即日融資を希望する方は即日融資24のTOPページをご覧ください。
イオン銀行カードローンの申込から融資の流れ
イオン銀行カードローンの申込方法は、インターネットもしくは店舗の2種類です。店舗を選択した場合も、備え付けの端末を使い、自分自身で入力することになります。ここでは、インターネット申込を取り上げて、くわしい手順を紹介しましょう。
1.ホームページから申込み
イオン銀行のホームページにアクセスし、カードローンの申込をクリックします。本人確認書類の所有状況に関する確認がなされるので「持っている」もしくは「持っていない」のいずれかを選択ください。
この後に税法上の居住地国・外国の重要な要人に該当しないことなどが確認されます。さらに下にスクロールすると、本題の申込フォームが出てくるはずです。本人情報・家族・住まい・勤務先・借入に関する希望・他社借入情報などが具体的な内容。質問が多くて大変ですが、すべてをきちんと記入しましょう。
2.必要書類のアップロード
申込後に案内されるイオン銀行マイページにアクセスして、必要書類を提出します。スマートフォンのカメラやデジカメ撮影したものをアップロードするだけなので非常に手軽。提出期限を過ぎてしまうと申込が無効になるので、なるべく早めに手続きください。
3.審査結果の連絡
申告しているメールアドレスに審査結果が届きます。メール内に記載されたURLにアクセスし、結果を確認してください。窓口の混み合い具合によって、審査結果が届くまでの日数が変わってきます。4~5日くらいは待たされる可能性もあるので、過剰な心配は禁物です。どうしても不安な人は、イオン銀行コールセンターのローン専用ダイヤルに相談しましょう。年中無休営業なので、土日の相談も可能です。
4.振込融資の設定(イオン銀行の口座保有者のみ)
イオン銀行の口座を持っている人は、ローンカード発行前の振込融資を受けられます。専用ページから振込先を設定し、申込を行いましょう。カードの受取前に受けられる融資は1回限り。審査によって決められた限度額の範囲なら、好きな金額を借入できます。
5.ローンカードの到着
イオン銀行の審査が終わり次第、ローンカードが郵送されます。運転免許証などの本人確認書類を提示して受取りましょう。家族であっても、本人以外の受取はできません。本人確認書類の提示ができないと、いったんイオン銀行に返送されて、電話が来た後に簡易書留などで送ってもらうことになるそうです。この場合、カードの受取は審査完了から2週間くらいが目安。申込から考えたら1ヶ月くらいの猶予を作り、余裕を持って対応しましょう。
イオン銀行カードローン 審査を受けるための必要書類
イオン銀行カードローンの審査を受けるために必要な書類は2種類です。すべての人に共通して必要になるのが本人確認書類。以下の中からいずれか1点を選択して提出しましょう。
・パスポート ※氏名・生年月日・有効期限などが書かれたページを提出
・在留カード
・特別永住者証明書
イオン銀行カードローンに関して口コミや体験談を調べていると「運転免許証必須」という記載がかなりたくさん見られますが、2019年1月現在は「運転免許証がなくても申込可能」となっていました。公式ホームページのよくある質問ページにわざわざ記載しているくらいなので、信頼できる情報です。
Q:運転免許証を持っていないのですが申込めますか?
運転免許証をお持ちでない方でもお申込みできます。運転免許証以外のご本人確認書類については、下記が必要になりますので、お申込み後にご用意ください。【日本国籍の方】パスポート(公印、写真並びに現住所のページ)
※ 審査の状況によっては、上記以外の書類(例:健康保険証)をご提出いただく場合があります。引用:https://faq.aeonbank.co.jp/faq_detail.html?id=5077&category=1487&page=1
個人事業主や経営者だと、収入を証明できる書類がいります。住民税の課税決定通知書を用意し、提出に備えましょう。
会社員やパート・アルバイトの人でも、希望する金額や審査結果によっては、収入証明書の提出が必要です。前年度の源泉徴収票もしくは直近3ヶ月以内に発行された給与明細のうち2ヶ月分で対応できます。
イオン銀行カードローンの在籍確認
イオン銀行カードローンでは、原則的に在籍確認を行います。電話をかける際には個人名を使いますが、応対者から社名を聞かれた場合には「イオン銀行」の名前を出す可能性もあるようです。反対に「社名で電話をしてほしい」といったお願いはできるので、申込時に申告しましょう。
信用力次第では省略されるケースもある
イオン銀行のコールセンターに電話して、在籍確認は必ず行うのかを聞いたところ「保証会社が必要と判断した人にのみお電話します。すべての人に必ず行うというわけではなく、行わずに契約できる人もいます」とのことでした。
勤務先企業の規模や年収、他社借入状況などから「この人なら大丈夫だろう」ということになれば、省略できる可能性もあるようです。
ただ、申込をした時点からいつ確認を行うかは分からず、申込者から「電話をしないでほしい」と相談することは難しいともいっていました。イオン銀行カードローンに申込をしたからには「当然に在籍確認が行われるもの。なかったらラッキー」くらいの心構えが必要です。
本人が電話に出た場合に聞かれる内容
在籍確認の電話に本人が出た場合でも「イオン銀行カードローンの○○です。在籍確認で連絡しました」といった事実を告げられるくらいです。こちらから質問しない限りは、契約可能額・必要手続きなど、くわしい話しはなされません。同僚や上司が近くにいても「カードローンの話しをしている」と知られてしまうリスクはないので、落ち着いて対応しましょう。
不在でも在籍が確認できれば問題ない
本人が不在の場合も「○○は外出しています」といった一般的な答えが聞けたら大丈夫です。私たちの方から電話をかけ直す必要はなく、審査は先に進みます。在籍確認がとれずに審査がストップしてしまうのは、休職中など働いている事実が確認できない状況や勤務先の電話番号が間違っていた状況などです。
休職していることを隠して申込をしても、審査が通らず遠回りになるだけ。あらかじめ問い合わせて事情を説明したうえ、判断をあおぎましょう。
イオン銀行カードローンの借入方法
イオン銀行カードローンの借入は、イオン銀行もしくは提携金融機関・コンビニのATMから行います。利用するATMによって操作手順が変わってくる可能性はありますが、基本的には「カードローン」もしくは「引出し」を選択した後、画面の指示に従って操作するだけ。キャッシュカードを使って現金を引き出すときと同じ感覚で操作でき、難しいことはありません。
手数料無料で使えるATM
イオン銀行ATM・ローソンATM・イーネットATMなら、24時間・365日・手数料無料。1,000円単位で、好きな金額だけ借りられます。そのほかの提携ATMも、一定の時間帯なら無料です。代表的な金融機関の対応時間は、以下のようになっていました。
みずほ銀行ATM | 平日8:45~18:00のみ手数料無料 |
三菱UFJ銀行ATM | 平日8:45~18:00のみ手数料無料 |
ゆうちょ銀行ATM | 平日8:45~18:00・土曜(祝日を除く)9:00~14:00のみ手数料無料 |
細かいことを考えずに手数料無料で融資を受けたい人は、スーパーやショッピングモールにあるイオン銀行もしくはローソン・ファミリーマートのATMを使ってください。
イオン銀行口座があれば自動融資も利用できる
自動融資とは、イオン銀行の普通預金口座を口座振替に使っていて、残高不足が生じたときに自動的にお金を貸してくれるサービスです。3万円を支払うのに2万円しか普通預金に残っていない、といった状況で自動的に1万円を貸してくれます。
自動融資を使うことで返済遅延を防げますが、知らないうちに借入が膨れ上がるリスクには注意したいところ。定期的に借入残高を確認し、安全な利用に努めましょう。
イオン銀行カードローンの返済方法
イオン銀行カードローンの返済方法は、ATM・口座引落しの2種類から選択できます。どちらを選択した場合も返済日は20日です。土日・祝日や年末年始にあたる場合は、翌営業日を返済日と考えます。
ATMからイオン銀行に返済する
毎月1日から20日の間に、表のとおりに設定された返済額を入金します。イオン銀行口座からの引落しの設定をしているにも関わらずATMから入金すると、任意返済(繰上げ返済)扱いです。毎月の引落しはいつもと同じように行われるので気をつけましょう。
利用残高 | 返済額 |
3万円以下 | 残高と利息全額 (上限1,000円) |
3万円超~5万円以下 | 2,000円 |
5万円超~10万円以下 | 3,000円 |
10万円超~20万円以下 | 5,000円 |
20万円超~50万円以下 | 10,000円 |
50万円超~100万円以下 | 15,000円 |
100万円超~150万円以下 | 25,000円 |
150万円超~200万円以下 | 30,000円 |
200万円超~300万円以下 | 35,000円 |
300万円超~500万円以下 | 40,000円 |
500万円超~600万円以下 | 50,000円 |
600万円超~700万円以下 | 60,000円 |
700万円超 | 70,000円 |
引落しでイオン銀行に返済する
返済日の前日までに指定口座にお金を入れておくだけで自動的にイオン銀行に返済できます。引落し口座は、イオン銀行でもほかの金融機関でも大丈夫です。一部の金融機関だけ引落しができないので、事前の確認をおすすめします。
イオン銀行からの引落しだと、返済金額に応じたイオン銀行スコアがもらえて、ステージアップのチャンス。ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナとステップアップするに連れて、普通預金金利が優遇されたり他行宛振込手数料が一定回数無料になったりと、うれしい特典がもらえます。
任意返済(繰上げ返済)方法は?
通常の返済とは別に任意返済を行うことで、総返済額を圧縮できます。任意返済方法は、ATMもしくは振込の2種類です。普段からATM返済を行っている人だと、決められた返済日以降月末までに入金した分が任意返済とみなされます。そのほかに任意返済扱いになるパターンは、以下のとおり。
・1日から約定返済日までに決められた額を入金し、返済日を迎える前に再度いくらか入金した
まとまったお金が入ったタイミングには、一括返済も可能です。イオン銀行コールセンターのローン専用ダイヤルに連絡し、一括返済したい旨を相談しましょう。
イオン銀行への返済を延滞するとどうなる?
返済に遅れてしまうと、年14.5%の遅延損害金が発生します。延滞を解消するまで新しい借入はできず、カードローンとして機能しません。将来的にカードローンの増額やイオン銀行のほかのローン商品の申込をした際、ネガティブな評価となってしまうおそれもあります。
また、長期の延滞は信用情報機関に記録が残り、クレジットカードやキャッシング、住宅ローンなど、お金に関するあらゆることに影響します。人生の大事な買い物のとき、必要なお金が借りられなかったら困りますよね。気軽に活用できるカードローンも借金の一種であることを自覚して、きちんと返済を行いましょう。
イオン銀行カードローンで融資を受けるメリットは?
次に、イオン銀行カードローンを選ぶメリットを紹介します。イオン銀行カードローンに向いている人の特徴・上手に活用するためのテクニックも合わせて見ておきましょう。
銀行カードローンの中でもイオン銀行は低金利
イオン銀行カードローンの大きな強みは、魅力的な金利にあります。上限金利13.8%は、一般的に「低金利」といわれる銀行のカードローンの中でも目を引くくらいの水準にあって、支払い利息をなるべく少なくしたい人にとっては望ましい選択肢の1つです。
具体的にはどのくらい有利なのかを見るため、メガバンク3社とイオン銀行の貸付金利比較表を作ってみました。
イオン銀行 | 三菱UFJ銀行 | みずほ銀行 | 三井住友銀行 | |
限度額10万円 | 11.8%~13.8% | 13.6%~14.6% | 14.0% | 12.0%~14.5% |
限度額100万円 | 8.8%~13.8% | 13.6%~14.6% | 12.0% | 12.0%~14.5% |
限度額300万円 | 4.8%~8.8% | 7.6%~10.6% | 7.0% | 8.0%~10.0% |
限度額が低いほどイオン銀行の優位性は大きく、100万円未満の借入を希望する人にはとくにおすすめしたい金融機関と考えられます。300万円くらいのまとまった限度額を希望する人だと、みずほ銀行が向いているかもしれません。
専業主婦でも契約しやすいカードローン
まったく収入がない専業主婦は、消費者金融のキャッシングを使えません。銀行のカードローンも対象外とされることが多く、選択肢は限定されます。
イオン銀行カードローンは「専業主婦可能」を大々的にうたっているローンだから、安心して申込が可能。配偶者の同意書を提出する必要もなく、自分の責任で利用できます。
どうしても家計が赤字の月に借入をして、夫の給料が入ったらすぐ全額返済といった使い方をする主婦は以外といるもの。給料日前の1週間・3万円を借りて7日後に全額返済するとしたら、かかる利息は約79円(3万円×13.8%÷365日×7日= 79.397円) です。
80円の負担だけで3万円を前借りできるなら、悪くはないと思いませんか。使い過ぎにだけ注意できれば、利息が膨らみ続けることはなく、家計管理に役立ちます。
イオン銀行カードローンは郵送・来店不要で手続きできる
イオン銀行カードローンの申込は、オンラインが基本です。平日の日中に店舗に行く必要がなく、カレンダー通りに働いている人でも申込しやすいカードローンと考えられます。
イオン銀行はそもそもネット銀行なので、コールセンターのサポートがていねいです。分からないことがでてきても、ローン専用ダイヤルに電話をすれば大丈夫。カード紛失・盗難ダイヤル、返済計画の相談窓口など、要件に応じた専用の連絡先もきちんとあります。
イオン銀行カードローンで融資を受けるデメリットは?
最後に、イオン銀行カードローンのデメリットや注意したいポイントを見ていきます。どんなカードローンにも、他社と比較してネックになるところがどうしても出てくるもの。特徴を正しく理解したうえで、後悔しない判断が大切です。
運転免許証かパスポートがないと利用不可
イオン銀行カードローンを申込むには、免許証もしくはパスポートが必要です。健康保険証や住民票は本人確認書類にならず、代用手段はありません。
個人事業主や経営者の収入証明書類も、住民税の課税決定通知書に制限されます。ほかの金融機関のように確定申告書による対応はできず、融通が利かない印象です。必要な書類を提出できないと、どんなに信用力がある人でもイオン銀行カードローンを使えません。盲点になりやすいポイントなので、申込前に確認しましょう。
振込融資を何度も使えるわけではない
前述のとおり、振込融資を受けられるのは、イオン銀行口座を持っている人だけです。口座がある人でも、振込融資を受けられるのは初回の1回限りに限定されます。2回目以降は、コンビニやスーパー、提携金融機関などATMがある場所まで行き、現金を引き出すしかありません。
24時間体制で使えるATMがあるとはいっても、振込融資を使えないのはかなり不便。自宅にいながら融資までを行いたい人だったら、イオン銀行以外をおすすめします。
即日融資不可、審査や契約に時間がかかる
イオン銀行のフリーローンや目的型ローンとカードローンを比較したとき「急ぎの資金調達にはカードローンがおすすめ」といいました。
イオン銀行内だけで考えれば、審査・契約スピードが早い商品ではあっても、ほかの金融機関のカードローンと比べると「対応が早い」とはいえません。純粋に審査スピードを重視する人や即日融資を希望する人だったら、他社を検討するのが常套手段と考えられます。時間がかかってもなおイオン銀行カードローンを選択する意味があるのかを今一度考えてみましょう。